立ち上がる時や動き始めに膝をひねると痛い時はありませんか?
この現象はある部分の筋肉に対するアプローチで簡単に予防・解消することができます。
ご自分でもできるとても手軽な方法ですので是非覚えておいて下さいね。
この記事の目次
膝の内側がひねると痛い原因は「内転筋群の緊張」
そもそもひねるという動作は膝関節が行う動作ではなく、股関節の回転運動でなされるものです。この時に内ももの筋肉(内転筋群)が引っ張られるために、内ももの筋肉が何らかの理由で固まってうまく伸びなくなってしまっている時にひねると内ももの筋肉の付着部である膝の内側に痛みを感じます。
なので、膝に対するアプローチではなく、内ももの緊張を緩和する為の処置やアプローチが効果的というわけです。
膝の内側の筋肉を緩める方法
整体やマッサージサロンでの施術でほぐすのももちろん効果が高いですが、施術だけではほぐれるのに時間がかかります。
ご自分でもできる内ももの筋肉に対するセルフケア方法がありますので是非お試しください。
その①:内転筋群のストレッチ
内ももはとてもデリケートな筋肉ですので、強い刺激やストレッチを加えるとすぐに緊張を起こしてかえって痛みがきつくなってしまいます。
動画のように、立ち姿勢でゆっくりかつしっかりと内ももを伸ばして緊張を緩和するようにしましょう。
慣れてきたら地べたに座って開脚ストレッチなどをしていただくとよりしっかり伸ばすことができますが、慣れていない時に開脚をすると変な力が入って固まってしまいます。
その②:寝る前の股関節ストレッチ
寝る前の習慣として、一日の筋疲労をリセットするという意味で股関節全体のストレッチをすることも非常に効果的です。
内ももだけでなく、お尻の筋肉や太ももの裏の筋肉も一緒に伸ばすことで股関節の柔軟性が高くなり、膝を捻る動作がよりスムーズにできるようになります。
動画を参考に、寝る前の1分間で股関節全体をしっかり伸ばして翌日への活力として下さいね。
膝の内側をひねると痛い時の治し方まとめ
膝を捻るという動作は股関節の動きなので、膝に対するアプローチではなく、痛みの原因となっている股関節、特に内もものアプローチをしていくことで痛みは軽減していきます。
まずは今回お伝えしたセルフケアを試していただいて、それでも痛みの改善がみられないという場合は、歩き方や普段の姿勢など、もっと基本的な体の使い方の問題であることが考えられます。
その場合は自分一人では解決できません。当院でしっかりサポートさせていただきますのですぐにご相談下さい。