「注射は痛いからしたくないので水がたまらないような状態になりたい」
「病院へ行かずに注射以外で自分でも水を引かせる方法があれば知りたい」
今回は、そんなあなたの為に膝にたまった水を自分で治す方法をお伝えしたいと思います。
この記事の目次
膝に水がたまるのを注射以外で治す方法とは?
いちいち注射器で人工的に抜かなくても、膝を動かしている筋肉の硬さを柔らかくすることで自然に水は体内に吸収されていきます。特に以下の2つの筋肉の硬さをマッサージで取り除くことが効果的です。
膝に水がたまるのを治す方法①:太ももの前側と内側の筋肉をほぐす
座った状態で、足を脱力させて両手で太ももの前側からほぐしていきます。指で指圧するよりは両手を重ねて手のひら全体でじわーっとゆっくり押していく方がほぐれやすくなります。
指で押さえたり急に強く押さえると、太ももの筋肉が緊張を起こしてかえって硬さが増して水がたまりやすくなることもあります。
次に内ももの筋肉をほぐしていきます。ほぐしたい方の足を反対側の足に乗せて4の字を作ります。その状態であとは太ももの前側をほぐした時と同じように両手を重ねて手のひらでじわーっとゆっくり押して筋肉に圧をかけていきます。
内ももは特にデリケートで刺激に敏感で強い圧がかかると急激に緊張を起こしますから痛みを感じない程度に行って下さい。
10秒くらいゆっくり圧をかけていき10秒かけて圧を緩めるという流れを1セットとして、お風呂上りや寝る前に2~3セット行うようにして下さい。
膝に水がたまるのを治す方法②:ふくらはぎの内側の筋肉をほぐす
やり方としては内ももをほぐした体勢になって、ふくらはぎの内側のしこりがある部分を同じように両手で指圧をかけていきます。
ふくらはぎの筋肉のしこり部分がきつい時は、指の先でつまむようにマッサージして硬い部分をほぐして下さい。
このふくらはぎの内側の硬くなっている部分は、夜寝ている時や朝方にこむら返りが起こると原因になっていることがあります。もしこむら返りが起こることがあるという方はこの筋肉を入念にほぐして下さい。こむら返りの起こる頻度も少なくなります。
膝に水がたまるメカニズムとは?
膝に水がたまるもっとも多い原因は、上記でご紹介した膝周りの筋肉がちぢんでいることで膝関節の隙間がなくなっていることです。この状態になると体は関節を保護しようとクッションの役割と関節の潤滑剤の役割をしている水をたくさん膝に出します。大量の水を出して膝を保護しようとするので、外からは腫れぼったく見えるのです。
また関節の隙間がなくなって関節の表面同士がぶつかつことが増えるとしばしば炎症が起きて膝に熱感が出ます。膝の水はこの熱を冷ますという役割もしますから炎症が起きるとさらに膝は腫れぼったくなり膝を動かす時に腫れが邪魔をしてうまく動かせなくなります。
膝に水がたまる理由がわかっていれば注射以外の方法でも十分改善する!
一般的に膝に水がたまると整形外科などで注射器を使って直接膝に刺して溜まっている水を抜くという処置を行います。確かに抜いた直後は膝の腫ればったさはなくなりますが、さきほど説明したように膝関節の隙間をなくしている筋肉のちぢこまりを何とかしない限り何度注射器で抜いても膝を保護するために水はたまり続けます。
2つの筋肉をほぐして膝関節の隙間を作ってあげることで膝に水がたまる理由がなくなります。膝をこの状態に持って行くことができれば注射器で水を抜かなくても自然に水は体内に吸収されていき、腫れがない元の膝の形に戻ります。
筋肉をほぐす以外にも膝に水がたまるのを改善できる方法
筋肉を直接ほぐすという方法でも膝にたまった水を引かせることができますが、日常生活動作の中でも少し工夫すれば膝の水を引かせるリハビリになることもあります。
日常生活動作での改善方法①:体を大きく早く動かす歩き方
膝を痛めていたり、頻繁に膝に水が溜まる人は、膝に負担をかけないようにできるだけ小さい動きで歩いている傾向にあります。この歩き方だと余計に筋肉に硬さが出てしまいます。
体を大きく早く動かすことで筋肉に余計な力が入らずに歩くことができますので、目線を上げて腕を振り歩幅を大きくして歩くように心がけましょう。
日常生活動作での改善方法②:かかと上げ運動
台所での作業などで立ち姿勢の時にかかとを上げる運動をすることでふくらはぎが活性化して血流が促進されて筋肉が柔らかくなっていきます。単純な運動ではありますが、習慣的になってくるとふくらはぎや太ももの筋肉が硬くなることがなくなります。
常に足の筋肉が動いている状態になることで膝関節にかかる負担が少なくなっていつも以上に歩いたりしても膝に水がたまるということはなくなってきます。
膝に水がたまるのを注射以外で治す方法まとめ
膝にたまった水を注射以外で改善させる方法として、
1、膝周りの筋肉の硬さをマッサージで取り除く
2、歩く時は体を大きく動かす
3、ふくらはぎを活性化させて筋肉が固まらないようにする
この3つの方法があります。
今回ご紹介した注射以外で膝の水を引かせる方法はごくごく一部です。膝に水がたまるメカニズムを知っておけばいくらでも応用をきかせて膝の腫れを引かせることができます。
膝が腫れるたびに病院で痛い注射をして抜いてもらい、毎度毎度「そろそろ手術も考えないと。」と言われるのも嫌ですよね。
でもこのまま膝に水が溜まり続ける生活をしていると本当に手術しか方法がなくなってしまいます。まずは今回ご紹介した方法を試していただいて、それでもまだ膝に水が溜まり続けるのであれば他の方法やもっと根本的な所からのアプローチが必要になります。
膝に水がたまる根本的な原因をご自分だけで探っていくことは難しいので、もし膝に水が溜まらないような体にしていきたいと思われているならば是非当院までご相談下さい。
追伸
膝の痛みや変形性膝関節症の原因として「体重の重さ」がよく挙げられますが、実は膝を悪くするのに体重はあまり関係がないということをご存知ですか?
当院には、体重が100㎏を超えているにも関わらず変形性膝関節症による膝の痛みが改善したという症例があります。もちろん、100㎏を超えた体重はそのまま変わっていません。
その患者様はなぜ変形性膝関節症による膝の痛みを改善できたのか?
当院の膝の治療に関する詳細や内容は当院のホームページをご覧下さい。以下のリンクからご覧いただけます。
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