姿勢整体院リプレの角山です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回は、腰痛があるが病院や整体に行くまでもないし、行く時間もないから自分で何かできることを調べているあなたへ。
病院や整体に行くまでもないくらいの腰痛であればこれだけやっておけば大丈夫!というストレッチを3つご紹介します。
この記事の目次
3つの腰痛ストレッチで自分で腰痛を改善しよう!
腰痛の原因は、腰ではなく骨盤から太ももにかけて伸びている筋肉が固まっていたり、疲れが溜っていることで起こります。
なので、仰向きで寝転がって腰を捻るようなストレッチをするよりも、以下の3つのストレッチをしていただくとより腰が楽になりやすいです。
腰痛改善ストレッチ①:太ももの前側のストレッチ
腰の前側、言い方を変えれば腹筋の裏側から太ももの前を通って膝のお皿の下まで伸びている大きく長い筋肉が固まっていると起き上がる時や椅子から立ち上がる時に腰痛が出やすくなります。
方法としては、立ち姿勢や横向きに寝た状態で、伸ばしたい方の膝を背中側に曲げて、足首を持ってそのまま後ろに引き上げるだけです。
立ち姿勢で行う場合は片足立ちになるので、もしバランスを崩してしまいそうなら何かを持ちながら行っていただいても大丈夫です。
腰痛改善ストレッチ②:太ももの裏側のストレッチ
お尻から太ももの後ろ側を通って膝裏まで伸びている筋肉が固まっていると、立ちっぱなしや椅子に座る時に腰痛を感じやすくなります。
方法としては、地べたに足を伸ばして座った状態で足をそろえて前屈で伸ばすか、立ち姿勢で低い椅子や台に伸ばしたい方の足を乗せて膝を伸ばして上半身を前屈させて下さい。
ポイントは、強く伸ばし過ぎないことです。自分の感覚で伸びているなと思った時はすでに強く伸ばし過ぎており、かえって筋肉の硬さが増してしまい腰痛が起こりやすくなります。
腰痛改善ストレッチ③:内もものストレッチ
①と②を両方試したが腰痛が楽にならないという場合は内もものストレッチを行って下さい。骨盤から太ももの内側を通って膝の内側まで伸びているこの筋肉は、全身のバランスを支える為に必要な筋肉です。
この筋肉が固まっていると姿勢や動作の問題ではなく、全身のバランスが保てなくなり常に体が揺れていて、この揺れを止めようと腰の筋肉が頑張り過ぎてしまい疲労による痛みが起こります。
ストレッチ方法としては、地べたに座って片足ずつ開脚して伸ばすようにしていただくか、椅子に座って、足を組んだ状態で前屈をして下さい。
内ももの筋肉は普段使うことが少なく刺激に対して敏感なので、少しのストレッチで痛みや伸びてる感が出ます。なので、ストレッチをする時はご自分が思っている以上に軽めにして下さい。
ストレッチをしても腰痛が改善しない場合は?
以上の3つのストレッチを試していただいて、それでも腰痛の改善がない場合は、ご自分でのケアだけでは治せないくらい腰の状態が悪くなっていることが考えられます。
「時間がないから」「通うのがめんどくさいから」と言って治療をしない理由を作らずに、今からしっかり腰痛が出ない身体を作って、いちいち腰痛を気にせずに毎日を送れる生活を手に入れて下さい。
今、手間を惜しんで後々腰痛が悪化して仕事に行けなくなったり、家事を家族に任せっきりになったり、ゆくゆくは歩けなくなり寝たきりになってしまってさらに周りに迷惑をかけることにもつながりかねません。
「ただの腰痛」と片づけずに、ご自分の生活を守る為にしっかりと腰痛治療を行って下さいね。
あなたのお悩みが一日でも早く解決できることを心よりお祈り申し上げます。