定期的に繰り返すしつこい腰痛でお困りのあなた。
その腰痛の原因は、普段何気なくやってしまっているある動作であることが多いです。
腰に負担をかけてしまっているその動きとは何なのでしょうか?
この記事の目次
腰痛の原因となっているある動きとは?
腰痛は主に座り姿勢や立ち姿勢などの同じ姿勢で過ごすことで起こやすくなります。その際に人は、背中が曲がらないように背すじを伸ばして姿勢を正そうとします。
この時に腰の筋肉に過度のストレスがかかり筋肉が縮んでしまい立ち上がる時や歩き出す時などに縮んだ筋肉が引っ張られて痛みを感じます。
周りからの見た目を気にしたり、背中に負担がかからないようにする為にやっている背すじを伸ばすという動きがかえって腰痛を起こしているものになっていたのです。
姿勢を整えようする動きがかえって腰痛を悪化させる原因です
腰痛がある人は、「姿勢が悪いから」体が歪んでいるから」という原因で起こると思っている傾向にあります。その固定概念が姿勢を正そうとする動きとなって現れて、腰にさらに負担をかけてしまい痛みが悪化するという悪循環を起こしてしまっています。
実は、姿勢を正そうと背中に力をいれても思っているほど背すじは伸びていませんし、姿勢を崩してだらしなく座っていてもそこまで変な姿勢はしていないことが多いです。
自分が楽な姿勢でだらしなく過ごしている方が腰のストレスがない分、腰痛のリスクも減りますので、あえてだらしなく座ったり立ち姿勢で過ごして下さい。今までより腰の重さが減って楽に生活できるようになるでしょう。
無駄な力を入れずに姿勢を正す方法
それでも姿勢が気になるというあなたは、背中に力を入れて背筋を伸ばすのではなく、上半身全体を使ってもっと自然に姿勢を正すような運動をしましょう。
動画を参考に、背すじに無駄な力を入れずに簡単に姿勢を正す運動を行って下さい。単純な運動ではありますが、習慣的に続けていると無意識に背すじが伸びている状態を作ることができます。
何気ない動きが腰痛の原因になっていることに気づきましょう
腰痛にしても、他の関節の痛みにしても、起こる原因が必ずあります。この原因を理解せずに治療や運動をしても効果がないばかりか、場合によっては悪化してしまうことも十分あり得ます。
治療を始める前に、腰痛になった原因となっている動きや姿勢を突き止めることからするようにして下さい。無駄な治療に時間とお金をかけるのはとてももったいないですし、治らない期間が長くなると「一生このままだったら…」という不安感にも襲われて自信をなくしてしまいます。
いち早く腰痛を改善する為にも焦っていろんな治療院を駆けずり回ったりせずに、冷静に腰に負担がかかっている生活動作を見直してから正しい処置を行うようにして下さいね。
あなたのお悩みが一日でも早く解決できることを心よりお祈り申し上げます。