腰痛と骨盤の関係性
関節や筋肉の痛みは、基本的に痛みのある部位の下にある部位に原因があることが多いです。
腰でいうと骨盤です。
骨盤がどの方向に向いているかで腰椎の方向が決まります。
そして腰痛が悪化して腰椎の変形が起きた状態が、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった神経症状を伴う疾患になります。この2つの疾患も骨盤の傾きによってなる人ならない人がいます。
ヘルニアと脊柱管狭窄症の見分け方
ヘルニアは骨盤が後傾していて猫背の人になりやすく、狭窄症は骨盤が前傾していて反り腰の人になりやすいといわれています。現代人のほとんどが骨盤後傾していますのでヘルニアの割合が多い傾向にあります。
また、変形性腰椎症という疾患もありますが、これは前・後傾関係なく骨盤に歪みがある人は皆この疾患になる可能性があります。
腰痛に対する骨盤ストレッチ ~実践編~
対処法としては、
自分の姿勢をみた時に猫背になっている場合は立った状態で体を後屈させるストレッチをしますが、つま先を内側に向けるいわゆる内股の状態で後屈をすると骨盤を前に傾かせて腰椎を伸ばすことができます。
反り腰になっている場合は立った状態で上記の方向と逆の動きをします。体を前屈させてつま先を外側に向けるいわゆる外股(がに股)の状態で行って下さい。
動画でもお伝えしたように本来は細かく歪みを分析しなくてはいけませんが、わかりやすいところから始めていく方が混乱せずにセルフケアができますので、まずはここから始めてみて下さい。
何かわからないことがあったらわからないままにせずにお近くの治療院か当院にご相談いただければと思います。
できればリプレに聞いてほしいな(笑)