「病院で「これ以上状態が変わらないならば手術になります」と言われたけど、入院やリハビリに時間を取られると家族や職場に迷惑をかけるから手術せずに治せる方法が知りたい!」
「ヘルニアの手術をした知り合いが「手術しても変わらないからやめた方が良い」と言っていたけど、他に何をすればいいのかわからない…」
「ヘルニアがあることで趣味のスポーツもできなくなっていて日々の楽しみがないから、早く復帰していつもの生活に戻りたい!」
今回は、そんなあなたのお力になれるような内容になっておりますので是非最後までお読み下さい。
腰椎椎間板ヘルニアについて少しおさらいしましょう
このページにたどり着いているということは、ヘルニアについてある程度理解があると思いますか、今一度あなたが苦しんでいるヘルニアと症状について整理しましょう。
腰を構成している、いわゆる腰骨と言われる骨の名称を腰椎(ようつい)といい、腰椎と腰椎の間には、腰にかかる衝撃を和らげるクッションの役割をする椎間板という軟骨があります。その椎間板に何らかの原因で亀裂が入り、椎間板の内部にある髄核(ずいかく)というゼリー状の組織の一部が飛び出して、腰から下半身に伸びている神経を圧迫して、腰痛や足のしびれが起こります。
「ヘルニア」というのは、「飛び出す」という意味で、病名であると同時に髄核が飛び出ている現象のことを言います。
手術しなくても治る理由①:椎間板ヘルニアは自然になくなる
実は、椎間板ヘルニアの約6~7割は、何の治療もしていなくても、発症してから半年前後で自然に消失します。この事実は、一般的にはあまり知られていませんがヘルニアを第一線で研究・治療している医療機関や学会では常識となっています。
【NHK健康チャンネル】より一部抜粋↓↓
人間の身体の中には、壊れた組織を回収・分解して修復するマクロファージという免疫細胞があります。ヘルニアが起こっている部分に、血管内からマクロファージが集まってきて、壊れた組織を分解して最後には飲み込んでしまって自ら消滅します。これがヘルニアが自然になくなるメカニズムです。
手術しなくても治る理由②:筋肉を動かすと痛みは取れる
マクロファージがうまく機能せずにヘルニアの分解が行われない場合もありますが、ヘルニアが残っていても痛みやしびれを解消することは十分可能です。
【NHK健康チャンネル】より一部抜粋↓↓
というのも、腰痛や足のしびれの原因が必ずしもヘルニアによる神経の圧迫とは限らないからです。実は、画像診断上腰椎にヘルニアがある人の方が全国的に多いことが最近の研究で明らかになっていて、その中で腰痛などの症状がある人は約3%と言われています。
ほとんどの場合、腰痛や足のしびれは、腰をかばって生活していることで腰や下半身の筋肉が緊張して固くなっていることで起こっています。実際にヘルニアが残ったままでも固まった筋肉を緩めたり、筋肉が固まらないような体の使い方をしていくことで痛みやしびれが取れていくケースはかなり多いです。
手術せずに椎間板ヘルニアによる痛みやしびれを解消する方法
まずは、ここまでお伝えした腰椎椎間板ヘルニアに関する知識と考え方を再認識して下さい。それができたら次は実際に筋肉を動かして痛みやしびれを解消する方法をみていきましょう。
今回は、私が普段ヘルニア患者さんにどのような指導を行っているのかをご紹介します。当院に来られている患者さんにはマッサージなどの施術も加えて筋肉を緩めることもしていますが、これからご紹介する方法を実践するだけで筋肉が緩んで腰痛や足のしびれが解消する人もいるので、是非試してみて下さい。
その①:筋肉を緩めるストレッチ
ヘルニアになると特に、腰の外側にある「腰方形筋」と、足の付け根にある「腸腰筋」の緊張が強くなっています。この2つの筋肉をストレッチで緩めることで動きがスムーズになって腰痛や足のしびれを感じにくくなります。
腰方形筋のストレッチ
腰方形筋は、上半身を側屈したり捻ったりする時に使います。写真のように座り姿勢で脚を組んで、上半身を側屈することで伸ばすことが出来ます。
脇腹が軽く伸びている感じが出たらその姿勢で10秒間ストレッチします。10秒間伸ばすのを1セットとして、一日3セット(朝、昼、夜など時間を空けて行うと効果的)行いましょう。ストレッチで効果を感じるようになってきたら一日5セットに増やしてさらに筋肉を緩めましょう。
腸腰筋のストレッチ
腸腰筋は、上半身を前屈する(お辞儀する)時に使います。写真のように、立ち姿勢で脚を椅子やベッドに乗せて足先を持ってゆっくり膝を曲げていきます。
足の付け根が軽く伸びている感じが出たらその姿勢で10秒間ストレッチします。同様に、10秒間伸ばすのを1セットとして、一日3~5セット行いましょう。
その②:筋肉を固めない歩き方を身につける
施術やストレッチで筋肉を緩めても、腰をかばって歩くクセを治さないとまたすぐに筋肉が固まってしまいます。ヘルニアがあると無意識的に腰をかばって歩いてしまうので、かばわない歩き方を練習しましょう。
間違った歩き方
腰をかばっていると、
●腕の振りが弱い
●歩幅が狭い
●目線が下がっている
体の動きが小さくなり筋肉が固まってしまい痛みやしびれが取れにくくなります。
正しい歩き方
筋肉を固めない為には、
◎腕を振る
◎歩幅を広げる
◎目線を上げる
最初は少し怖いかもしれませんが、かばわずにしっかり体を大きく使って歩くことができれば痛みやしびれが強くなることはありませんので、自信を持って歩いてみましょう。
その③:筋肉を固めない立ち上がり方を身につける
筋肉を固めてしまう日常生活動作として、歩き方の他に椅子から立ち上がる時の動作も挙げられます。痛みをかばって立ち上がってしまうことで一進一退を繰り返してしまっていることがかなり多くみられます。
間違った立ち上がり方
腰をかばって、
●膝に手を置いて無駄な力を入れながら立つ
●ゆっくり立つ
これはいわゆる「空気イス」をしているのと同じ状態で、下半身の筋肉に必要以上に力が入り逆に痛みを感じやすくなってしまいます。
正しい立ち上がり方
痛みを恐れずに、
◎早く立つ
◎座面やひじ掛けを手で押し付けるように勢いをつけて立つ
この2つを意識して立ち上がる練習をしましょう。
正しい知識を持って腰椎椎間板ヘルニアを手術せずに治しましょう!
腰椎椎間板ヘルニアの仕組みをしっかりと理解できれば手術をしなくても腰痛や足のしびれを解消することができます。人によっては今回ご紹介したセルフケアと体の使い方の練習をするだけで症状が和らいでいくこともあるでしょう。
ですが、ヘルニアに対する理解が浅く、体を動かすことに対する恐怖心が取り除くことができないと今までと変わらずに痛みやしびれに苦しむ毎日を送ることになりますので、せっかくこの記事をここまで読んでいただいたのなら、これをきっかけにヘルニアに対する考え方を変えて、ご自分の症状と向き合って、以前のような痛みを気にしない生活を取り戻して下さい。
あなた一人だけで頑張る必要はありません。自分でできることはしっかりやって、自信を持って治療するための後押しがほしいならば、当院であなたの背中を押しますので是非ご相談下さい。
追伸…
大阪府箕面市にある「整体院リプレ」では、あなたのようにヘルニアによる腰痛や足のしびれで、
・整形や整骨院に通っているけど一向に良くならない…
・筋トレやウォーキングを頑張っているけどよくなる気配がない…
・仕事も休みがちになったりシフトを変わってもらったりと迷惑をかけている…
・ずっと行けてないスポーツに早く復帰したい!
といった、深いお悩みをお持ちの方が多数来院されています。
このようなお悩みを持っていた患者さんたちですが、当院の施術や指導でしっかりとヘルニアと向き合い、「自分は治る!」と信じて治療に取り組んで、今は痛める以前よりも元気に毎日を楽しく過ごされています。
今回の記事を読んで、
「ここなら良くなるかも…」
と、ほんの少しでも思っていただけたのなら、これも何かのご縁ですのでよかったら当院であなたのお悩みを解決しませんか?
「あなたは一人ではありません!」
是非あなたのお話を聴かせて下さい。
▼当院のヘルニア治療の詳細はこちらをご覧下さい▼
https://k-reple.com/symptom_menu/%e8%85%b0%e6%a4%8e%e6%a4%8e%e9%96%93%e6%9d%bf%e3%83%98%e3%83%ab%e3%83%8b%e3%82%a2
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