大阪府箕面市 【難治性疾患専門】
姿勢整体院リプレの角山です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
足の付け根の痛みや股関節の痛みでお困りのあなたへ。今回は、ほとんどの股関節痛の原因となっている3つの筋肉をご紹介したいと思います。もし、ご自分の股関節痛に当てはまっているならば是非参考にしてみて下さいね。
この記事の目次
股関節痛のほとんどが筋肉の疲労や緊張から起こっている
あなたの股関節痛は、動作や姿勢、脚を動かす方向によって痛みの出方に差があったり強弱がありませんか?股関節自体に問題がある場合は、どの動作でもどの方向に動かしても常に一定の痛みが出るはずです。しかしほとんどの股関節痛はその時の状況によって痛みに変動があります。この場合は股関節周りの筋肉の疲労や緊張による痛みであることが考えられます。
股関節痛を引き起こす3つの筋肉
股関節の痛みの直接的な原因となっている筋肉は大きく3つです。
股関節痛の原因筋①:腸腰筋
インナーマッスルの代表的な筋肉で、人体で最も強靭な筋肉と言われています。座り姿勢から立ち上がる時や起床時に体を起こす時に股関節や足の付け根に痛みがある場合は、この腸腰筋の筋緊張が起こっていることが考えられます。
マッサージではなかなか届かない部分にあるので、立ちながらかうつ伏せで寝ながら足首を持って上へ引き上げるようなストレッチをしていただくと伸ばすことができます。
股関節痛の原因筋②:中殿筋・小殿筋
お尻の外側にある筋肉で、歩く時や片足立ちの時に使う筋肉です。新しく買った靴や合わない靴を履いて歩いたりするとこの筋肉が過度に緊張して痛みを感じるようになります。
ご自分で表面の軽くさすったりマッサージするか、反対側の内もものストレッチをすると緊張が緩和されます。中殿筋・小殿筋は直接ストレッチするより反対側の内ももや太ももの前側を伸ばすことで緩みやすい性質があります。
股関節痛の原因筋③:梨状筋
お尻の深部にある筋肉で、立ち姿勢をしている時に股関節の痛みが出る場合はこの梨状筋の緊張による痛みが考えられます。また、梨状筋は坐骨神経の近くに位置する為、梨状筋が筋緊張を起こすと坐骨神経痛が起こることもあります。
深部にある筋肉なのでマッサージよりもストレッチで緩める方法が効果的です。仰向きで寝て足を組んだ状態で脚部全体を胸に引き寄せるようなストレッチ方法で伸ばすことができます。
最大の股関節痛予防は「適度に動いて適度に休む」こと!
股関節に限らずですが、関節や筋肉の痛みの原因は極端な体の使い方をしていることです。現代人は「動き過ぎ」か「動かなさ過ぎ」のどちらかですから、適度に動かして適度に休ませるというメリハリをつけた生活リズムを取ることが最大の予防となりますし、ほとんどの痛みは解決します。
「それはわかっているが、忙しいからそんなこといちいち意識していられない」と思われるかもしれませんが、こういう意識を持ちながら生活や仕事をしている方が効率よく物事が進みます。休憩なしで動き続けると集中力が落ちてかえって不効率になりますから、効率化を図る為にも、体の為にも適度な体の使い方を身につけて下さいね!
あなたのお悩みが一日でも早く解決できることを心よりお祈り申し上げます。