「病院で膝を鍛えなさいと言われてウォーキングやスクワットなどの筋トレをしていたら余計に膝の痛みが悪化したので、膝を強くする正しい筋トレのやり方が知りたい」
というようなお悩みをお持ちのあなたへ。なぜ病院で勧められた方法で膝の痛みが悪くなったのか?どうすれば膝の痛みが取れるのか?ということをお伝えしていきますね。
この記事の目次
なぜ筋トレで膝の痛みが悪化した?
そもそもあなたの膝が悪くなった原因は何ですか?多くの場合は、運動不足による筋力低下を指摘されますが、実は筋力低下で膝の痛みが起こることは稀で、同じ姿勢が続いてその姿勢を保つために膝周りの筋肉に過度のストレスがかかったり、歩く時などの動作時に筋肉の使い方に偏りがあったりと、筋肉の使いすぎによって硬くなっていることで膝の痛みが起こっていることがほとんどなのです。
膝の痛みの原因は筋肉の使いすぎだから筋トレすると悪化する
使いすぎて硬くなっている筋肉に筋力トレーニングというさらに負荷をかける方法で刺激を与えることで痛みが発生して状態がどんどん悪くなっていきます。
なので、筋トレで筋肉を動かすのではなく、まずは硬くなってしまった筋肉をストレッチなどで緩めるということをしなくてはいけません。以下の2つの方法で膝周りの筋肉を緩めることから始めて下さい。
方法①:内もものストレッチ
膝の痛みは特に内ももの筋肉の硬さで起こりますから、この部分をしっかりと伸ばして緩めることで膝の曲げ伸ばしがスムーズになります。
方法②:正座を利用したストレッチ
正座という座り方はストレッチにもなりますので、もし膝が痛くて正座ができないというあなたは、お風呂などでできる範囲で行ってみて下さい。
膝の痛みが悪化しないようにする筋トレ方法
以上の方法で膝回りの筋肉の硬さがほぐれてきたら、次は膝に負荷をかけない軽い筋トレをしていきます。今まであなたがやってきた筋トレではあっという間に膝の痛みは悪化しますので、以下の2つの筋トレだけを実践して下さい。
膝の痛み改善の正しい筋トレ①:膝を伸ばすスクワット
従来のスクワットでは膝に過度の負担がかかり悪化してしまいますが、このスクワットは逆に、やればやるほど膝が安定して強くなっていきます。
ただ始めたばかりで回数をこなしてしまうとやはり疲れが溜まりますので、最初は1日10回ほどから始めていって徐々に回数を増やしていって下さい。
膝の痛み改善の正しい筋トレ②:ふくらはぎの筋トレ
一見関係なさそうに思えますが、膝周りの筋肉に負担がかかってしまうのは、ふくらはぎがうまく動いていないことが原因だと考えられていますので、膝の筋肉にかかる負担を少なくするという目的でふくらはぎのトレーニングが必要になります。
これも最初は1日10回ほどから始めていただいて、慣れてきたら徐々に回数を増やしていって下さい。この運動をずっとやっていると癖になって立っている時に無意識にやってしまうことがあります。笑
膝の痛みを根本から改善するには筋トレやマッサージだけでは不十分!
以上にお伝えしたストレッチや筋トレで膝の痛み自体は一時的に改善しても、そもそもの「なぜ膝回りの筋肉が硬くなるの?」という部分が明確にならないとまた負担をかけてしまい悪化して元の状態に戻ってしまいます。
膝の痛みに対する処置はもちろんのこと、同時進行で膝に負担をかけないような体の使い方を身につけていかなくてはいけません。当院では、膝の痛みに対する治療をしながら膝の痛みが起こった原因を追究して歩き方や姿勢のご指導もさせていただいております。
もしほんの少しでも膝の痛みを根本から改善したいと思われているならば、是非一度当院にご相談下さい。
あなたのお悩みが一日でも早く解決できることを心よりお祈り申し上げます。
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