自宅での家事や立ち仕事で膝が痛くなるあなた。
立ちっぱなしで膝が痛くなる原因は大きく2つです。
今回はその2つの原因と対処法についてお話していきたいと思います。
この記事の目次
立ちっぱなしで膝が痛い2つの原因とは?
立ち姿勢というのは誰だって行うものであり、誰しもが膝を痛めているわけではありません。なぜあなたのように痛めてしまう人と痛くならない人とがいるのでしょうか?
その①:姿勢維持による内ももの筋緊張
普段座っている時や寝ている時に脚を内股にする癖がある人は、立っている時に内ももの筋肉を常に緊張させていることが多いです。
このため、何かの拍子に体をひねったり、歩き出したりした時に緊張して縮こまっている内ももの筋肉が引っ張られて、付着部である膝に痛みを感じることがあります。
対処法としては、立ち姿勢の時に少しスタンスを肩幅もしくは肩幅より広めにして下さい。脚部が中心にくればくるほど内ももは緊張し、外側にいけばいくほど緊張が緩和します。
仕事中などでなかなかできないという人もいるかもしれないので、できる範囲で良いので今より足幅を広げて立つようにしてみて下さい。
その②:冷えによる脚部の筋緊張
食品を扱う仕事場や厨房で作業されている人は、室内の気温によって筋肉が固まっていることも考えられます。
同じ姿勢で過ごすことが多いとただでさえ固まっているのに、そこに冷えが加わると筋肉が硬くならない方が不思議です。
対処法としては、膝ではなく、膝の動きを担っている太ももの前側や足の付け根辺りにカイロを貼ったり、レッグウォーマーや厚手のストッキングなどでとにかく筋肉を冷やさないように固めないようにすることです。
もちろん動かせる状況ならば適度に屈指や伸脚などの体操も行うと筋肉は固まりにくくなりますが、冷える環境での一番の対策は「保温」です。
膝が痛くならないようにできるだけ筋肉を固めないようにしよう!
立ち姿勢で膝が痛い原因は2つとご紹介しましたが、どちらも共通しているのは筋肉が固まっていて膝の動きを悪くしていることです。
筋肉が硬くなる要因によって対処法も変わってくるので、今回の内容も参考にしながらご自分がどんな環境で過ごすことが多いのかを見直して、原因となっている部分に対して適切なアプローチができるように努めて下さいね。
また何かご質問等ございましたらすぐに当院にご相談下さいね!