「朝起きる時に膝が痛くて朝から憂鬱になる…」
「椅子から立ち上がる時に膝が痛くて動きたくなくなる…」
そんなお悩みをお持ちのあなたへ。
今回は、日常生活の中で起きる時や立ち上がる時などの動き始めに膝の痛みが起こる原因と対処法をお伝えできればと思います。
この記事の目次
朝起きる時や立ち上がる時に膝が痛い原因とは?
もし、膝の痛みの出方が時間帯や動作や姿勢によって強弱があったり差があるならば、膝関節の問題ではなく、膝周りの筋肉の緊張によって痛みが出ている可能性があります。
・動き始めは痛いけど動いている間にマシになってくる
・お風呂で温もっている時は痛みが楽
・自分でマッサージやストレッチをした直後は一時的に痛みが引いている
など、もし関節や骨に異常がある場合はこのように一時的に痛みが引くということはなく、24時間同じ痛みが起こっています。
朝起きる時に膝が痛い場合
朝起きる時に膝に痛みが出る場合は、足の付け根から膝の前側に伸びている筋肉(大腿四頭筋)と膝のお皿の下から足首まで伸びている筋肉(前脛骨筋)の緊張によって起こっていることが考えられます。
立ち上がる時に膝が痛い場合
立ち上がる時に膝に痛みが出る場合は、お尻の筋肉(殿筋群)とお尻から膝の裏に伸びている筋肉(ハムストリングス)の緊張によって起こっていることが考えられます。
膝に痛みが出ないようにする為の対処法
どちらにしても普段からその筋肉に負荷をかけた状態で日常生活を送っていることで常に緊張を起こしていることで動かす時に痛みを感じやすくなっているので、
・できるだけ同じ姿勢を続けない
・座る時は足に毛布をかける、寝ている時は下半身だけでも厚着で布団をしっかりかけるなどで冷えないようにする
というように、筋肉を硬くする環境にならないような工夫が必要です。また、まめにマッサージやストレッチを整体やマッサージ屋さんで施術することも有効です。自分ですると変な力が入って逆に緊張が強くなることがあります。プロにしてもらうことでうまく脱力できて筋緊張が緩和されやすくなります。
膝が痛いのを根本から改善する為には?
上記でお伝えしたことを意識して生活していただくと徐々に動き始めの痛みは出なくなってきます。しかし、これだけではその場しのぎにしかならず不十分です。
根本から膝の痛みを改善していくには、普段の歩き方だったり、よくする姿勢だったり、生活スタイルの見直しなどをしていって、膝に負担がかかっている大元の原因を取り除いていく必要があります。
とりあえず動き始めの痛みが取れれば満足というあなたは今回お伝えしたことを続けていただければ問題ありませんが、もし、
「今後痛みが再発しないように強い体を作りたい!」
「痛みが悪化しても自分で治せるようにしておきたい!」
というあなたは、是非当院までご相談下さい。