膝の痛みを改善するには、あることを克服する必要があります。
これは、膝の痛みがあるないに関わらず、現代社会で生きている人なら誰しもが克服すべき問題です。
変形性膝関節症や軟骨のすり減り、半月板損傷による膝の痛みでお困りの方も是非参考にしてみて下さい。
この記事の目次
膝の痛みの原因は「慣れ」
現代人における膝の痛みの原因は、ある「慣れ」が原因となっています。
その慣れとは、
「動かない」
というものです。
動かない生活に慣れていることで膝の痛みが起こる
よくある膝の痛みの原因として、
加齢によるもの
体重増加によるもの
が挙げられます。
ですが、加齢による老化現象で膝が弱ったりとか、体重が膝に負担をかけているからというようなそんな単純なことではありません。
これらの原因をもう少し紐解くと、
「加齢によって動く量が少なくなり膝周りの筋肉が固まってしまい痛みが起こった」
「動かない生活をしていることで体重が増えると同時に膝の動きも悪くなって痛みが起こった」
ということです。
同じ年齢や同じ体重でも膝を痛めていない人もいる
よく考えてみて下さい。
あなたと同じ年齢もしくはあなたより年上でも膝を痛めずに元気に生活を送っている人はたくさんいますよね?
あなたと同じ体重もしくはあなたより体重が重くても膝を痛めずに元気に生活を送っている人もたくさんいますよね?
あなたとその人たちの違いは何でしょうか?
「動いている」か「動いていない」か
です。
便利な生活は時として膝の痛みを引き起こす引き金になる
動かない生活というのは、言い方を変えると「便利な生活」です。
家事は家電が全部やってくれる、移動は乗り物、仕事や銀行振込やその他の雑務はパソコン一台でだいたい済ませられる。
このように便利な生活が広がっていることで、私たちはほとんど動くことなく毎日が送れてしまうのです。いつの間にか動かない生活が当たり前になってしまっています。
元々人類は、何をする時も自分の足で移動して自分の手で作業をしていました。それによって進化を遂げてきたわけですが、今は楽をしたいがために科学技術を進歩させながら自分たちの体を退化させてしまっていたのです。
体は動かさないとどんどん淘汰されていく
体は使わなければどんどん衰えていく。
これは誰でもわかることです。特に現代人は一日の中で歩いている時間よりも、歩いていない、同じ姿勢で過ごす時間の方が圧倒的に多くなっています。
この生活を続けていけば、全身の筋肉が固まり、使わなくても差し付けないと脳が判断して、その部位を淘汰していきます。その結果、痛みを感じやすくなったり、関節の変形や軟骨のすり減りが起こっていきます。
特に膝関節は、その淘汰が著名に現れやすいです。
その理由として、
上半身より下半身の方が動かす量が少ないから
そんな下半身の関節の中でも最も可動域(動く範囲)が狭いから
ということが挙げられます。
「便利な生活」の本質とは?
ほとんど動かなくても物事が済んでしまう便利な生活の本質は、「楽をすること」ではなく、「時短」だと私は思っています。
昔は家事や仕事はすべて手作業で、やるべきことが終わる頃にはもう一日が終わるというような生活でした。
でも今は、あらゆることが便利になったことで、すべての作業が時間短縮で終えるようになり、一日の過ごし方にゆとりができるようになりました。
このゆとりの時間をもっと有効活用すべきなのです。
動かない慣れを克服した先に膝の痛みの改善がある
便利な生活によって衰えてしまった体を、再起動させる時間にあてる。
ウォーキング、ジョギング、筋トレ、ヨガ、ピラティス、ダンス、などなど。
「運動する時間がない」
「疲れてるからそんなことする元気がない」
そんな声が聞こえてきそうですが、はっきり言ってそれは言い訳に過ぎません。
動かない生活に慣れているから動くのがめんどくさいだけです。
本当に膝の痛みを治したいなら言い訳せずに、少しずつでもいいから動かない慣れを克服しましょう。
私もお手伝いします。一緒に頑張りましょう!
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