半月板損傷による膝の痛みで「ちゃんと治したいなら手術」と言われているあなた。
実は、半月板損傷による膝の痛みは、手術しなくても改善することができます。なぜ手術をしなくても膝の痛みは治るのか?手術しないで治療するにはどういうことをすればいいのかをお話していきます。
あなた自身で簡単にできる方法ですので、是非試してみて下さいね。
この記事の目次
半月板損傷で手術が必要ない理由
半月板というのは、膝関節にかかる衝撃を和らげるクッションの役割をしている軟骨組織です。軟骨組織には痛みを感じる神経がないため半月板が損傷することで痛みは起こらないのです。この事実は、一般的にはあまり知られていませんが、膝痛治療を第一線で研究・治療している医療機関や学会では常識となっています。
なので、痛みに直接関係していない半月板を除去する手術をしたところで、あなたの膝の痛みは変わらない可能性が高いです。
膝の痛みの本当の原因は?
半月板の損傷が痛みを出していないのであれば、何が痛みの原因なのかというと、半月板が損傷するくらい膝に負担がかかっていることで、膝を動かしている筋肉が過度に緊張して固くなっていることが痛みの原因の大部分を占めます。
すなわち、半月板を除去する手術をしなくても、膝周りの筋肉を緩める処置や筋肉が固まらないような体の使い方をしていくことで、あなたの膝の痛みは改善するということです。
半月板損傷を手術しないで治療する2つの方法 ~症状改善~
以上を踏まえて、膝周りの筋肉を緩める方法をご紹介していきます。始めに、痛みや動かしづらさといった症状を改善する方法をお伝えして、次に痛みが再発するリスクを減らす、いわゆる根本改善の方法をお伝えしていきます。
その①:膝周りの筋肉のストレッチ
半月板が損傷すると特に、太ももの内側にある「内転筋群」と、お尻にある「殿筋群」の緊張が強くなっています。この2つの筋肉をストレッチで緩めることで膝の動きがスムーズになり痛みが取れていきます。
内転筋群のストレッチ
内側の半月板が損傷していると、この筋肉が過度に緊張して膝を守ろうとします。写真のように、立ち姿勢で脚を椅子やベッドに乗せて上半身を側屈すると簡単に伸ばすことができます。
10秒間伸ばすのを1セットとして、一日最低3セット(朝、昼、夜など時間を空けて行うと効果的)、症状の改善がみられ始めたら一日5セットに増やして行いましょう。
殿筋群のストレッチ
外側の半月板が損傷していると、この筋肉が固く緊張します。お尻の筋肉なので一見関係ないように思えますが、殿筋群が太ももの外側の筋肉をコントロールしているので、殿筋群をストレッチすれば連動して太ももの外側の筋肉も伸びます。
写真のように、仰向きの状態で脚を組んで、下にある方の脚の太ももを両手で抱えて胸に近づけるように伸ばします。これも同様、10秒間伸ばすのを1セットとして、一日3~5セット行いましょう。
その②:膝の動きをスムーズにするテーピング
ストレッチだけでも効果はありますが、肉体労働をされている方やスポーツをされている方は、より膝の動きを活性化するためにテーピングも併用しましょう。
このテーピングは、膝を固定するものではなく、むしろ膝を動かすように促して膝を動かしても大丈夫という認識を持つために行います。
テーピングをしている状態で仕事やスポーツをすることで、その動作が治療になる仕組みを作れるので、是非やってみて下さい。
市販しているテーピングであなた自身でもできる簡単な方法です。手順は動画で解説します↓↓
半月板損傷を手術しないで治療する2つの方法 ~根本改善~
ここからは、筋肉を固めないようにする体の使い方を解説していきます。症状改善の治療と同時進行で行って下さい。
歩き方を改善して筋肉を動かす
間違った歩き方
半月板損傷があると、無意識的に膝をかばって歩いてしまいます。腕を振らずに、歩幅を狭くして、膝を気にして目線が下がっている。このように体の動きを小さくすることで筋肉が固まってしまい、せっかくストレッチで緩めてもまたすぐに元の悪い状態に戻ってしまいます。
正しい歩き方
正しく歩くことで状態が悪くなることは絶対にありません。痛みを恐れずに、腕を振って、歩幅を広げて、目線を上げて、大きく早く体を動かして歩くようにして下さい。
立ち上がり方を改善して筋肉を動かす
間違った立ち上がり方
歩く時と同じように、膝をかばって膝に手を置いて痛みを恐れてゆっくり立ちがってしまうことで筋肉に過度のストレスがかかり緊張が強くなり痛みを感じやすくなってしまいます。
正しい立ち上がり方
膝に手を置かず、座面やひじ掛けを手で押すように勢いをつけて早く立ち上がることで無駄な力を入れずに立ち上がることができます。この立ち上がり方の方が筋肉を固めている時間が短いので緊張が強くなるリスクが軽減します。
正しい知識を持って治療すれば半月板損傷は怖くない!
半月板損傷に関する正しい知識を備えて、今までの考え方を変えることで膝の痛みは手術しないで治療することは十分できます。今回の記事を読んで自信を取り戻したあなたは、今日からしっかり膝の痛みと向き合って治療をしていきましょう。
まだ怖さが残っていてうまく行動できるかわからないというあなたは、よりわかりやすく半月板損傷に関する説明と動かすことで痛みが強くなることはないことを体感できるデモンストレーションを当院で行いますので、是非ご相談下さい。
追伸…
大阪府箕面市にある「整体院リプレ」では、あなたと同じように半月板損傷による膝の痛みで、
・どこに行ってもどんな運動をしても治らない…
・手術を勧められているけど手術はせずに治したい!
・休んでいるスポーツに早く復帰したい!
・膝を気にせずに出かけたり、買い物を楽しみたい!
というような、深い悩みで辛い毎日を送っている方が多く来院されます。ですが、当院での施術と生活指導・セルフケア指導を素直に取り組んでいただいて、今では皆さん、痛める以前以上に元気に充実した生活を送っておられます。
今回の記事を読んで、
「ここなら良くなるかも…」
と、ほんの少しでも思っていただけたのなら、これをきっかけに半月板損傷による膝の痛みをやっつけてしまいませんか?
「痛みに耐える辛い毎日はもう終わりです!」
是非あなたのお話を聴かせて下さい。
▼当院の半月板損傷治療の詳細はこちらをご覧下さい▼
https://k-reple.com/symptom_menu/%e5%8d%8a%e6%9c%88%e6%9d%bf%e6%90%8d%e5%82%b7
▼当院の膝の痛み・変形性膝関節症治療の詳細はこちらをご覧下さい▼
https://k-reple.com/symptom_menu/%e8%86%9d%e3%81%ae%e7%97%9b%e3%81%bf
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