今回は、モートン病を自分でも治せる方法についてお話していきます。
今まで病院や整骨院などでも治療を続けても治らなかったモートン病による足裏の痛みやしびれでも、この方法で改善した症例がかなり多いので、是非実践してみて下さい。
この記事の目次
モートン病について少しおさらいしましょう
モートン病とは、足の真ん中辺り(第3趾と第4趾間の付け根)を通っている神経が骨や筋肉、靭帯によって圧迫されてしびれや歩行時痛、つま先立ちをした時の痛みを引き起こすものです。
モートン病の原因として、足裏の「アーチが弱くなっている」ことが考えられます。
足裏のアーチというのは、足裏の親指の付け根(母趾球)、小指の付け根(小趾球)、踵(かかと)の3つの骨の間に張り巡らされている筋肉や靭帯のことで、内側縦アーチ(土踏まず)と外側縦アーチと横アーチの3つのアーチで構成されています。アーチの役割は歩く時や走る時などの動作で足の骨や神経に負荷がかからないように保護することです。
このアーチが弱くなって動きが悪くなることで、足の骨や神経に負荷がかかり足裏の痛みやしびれを引き起こしたものがモートン病と言われます。
アーチを強くするには「止める」のではなく「動かす」こと!
モートン病の治療としてよく挙げられるものとして、靴や中敷き(インソール)を見直して足形を計測してその人に合った靴や中敷きを使って機能回復を促すというものがあります。
確かに、この治療法で一時的に痛みやしびれが緩和することもありますが、これはアーチを止めていることで楽な気になっているだけです。
アーチの動きを止めてしまうと、アーチはどんどん動かなくなりうまく機能できなくなり、最終的には足に装具をつけて生活することになってしまうこともあります。
弱ったアーチを強くするには、アーチを「止める」のではなく、アーチを「動かす」ことをしなくてはいけません。
自分でもできる!モートン病の治し方
以上を踏まえて、アーチの動きを強くスムーズにしてモートン病を改善するための2つの治し方をご紹介していきます。
治し方①:アーチを活性化させるテーピング
モートン病の治療として、靴やインソールの他にテーピング療法も用いられることも多いです。ですが、ほとんどのテーピング療法は、同じようにアーチを止めてしまうものになります。
当院でお伝えしているのは、逆にアーチを活性化させて動かしやすいように促すテーピング療法です。市販している伸縮テープ(キネシオテープ)で自分でもできる簡単な方法ですので是非やってみて下さい。
①長さ15㎝×横幅2.5㎝のテープを2本使います。(テープは横幅5㎝で売られていることが多いので、縦半分にカットして下さい)
②1本目は、足の親指の外側から軽く引っ張りながら足の甲の外側に沿わせて内くるぶしに貼ります。
③2本目は、足の小指の外側から軽く引っ張りながら足の甲の外側に沿わせて外くるぶしに貼ります。
④両側から足全体をテープで引っ張る形を作れば、足を動かす度にアーチが動くので、この状態で歩いたり日常生活を送るだけでその動作が治療になります。
動画での解説がこちらをご覧下さい↓↓
治し方②:靴やインソールを変える前に「歩き方」を変える
近年では、アーチを止めるのではなく活性化させるインソールも出てきています(当院でも取り扱っています)。
ですが、いくら良い靴や良いインソールを使ったり、テーピングでアーチを活性化させても、普段の歩き方に問題があると全く意味がありません。アーチを活性化させる靴やインソールを使うと多少歩き方は良くなりますが、今ままで足に痛みを感じながら生活をしている人は、足をかばうということをしてしまいます。
足をかばいながら歩いてしまうと、どんなにアーチを活性化させる環境を作っても、無意識的に自らアーチの動きを止めてしまいますので、意識的に足をかばわないように歩く練習も必要になります。
アーチを弱める歩き方
足をかばうと、
●腕の振りが弱い
●歩幅が狭い
●目線が下がっている
このように、体の動きを小さくしてできるだけ全身の筋肉やアーチを動かさないようにしてしまいます。
アーチを強くする歩き方
足の痛みを恐れずに、
◎腕を振る
◎歩幅を広げる
◎目線を上げる
最初は少し怖いかもしれませんが、慣れてくるとこちらの歩き方の方が楽だということに気づくでしょう。アーチを使って正しく歩くことができれば痛みが強くなることもモートン病が悪化することも絶対にありませんので、自信を持って大きく体を使って力強く歩く練習をしましょう。
動画での解説はこちらをご覧下さい↓↓
おまけ:モートン病の簡単セルフケア
テーピングや歩き方の改善を行いながら、さらにアーチの動きをスムーズにするために、アーチを構成している筋肉や靭帯を緩める方法もあります。もしよかったら動画を参考にテーピングや歩き方に加えてやってみて下さい↓↓
それでもモートン病による痛みやしびれが治らない場合は?
今回ご紹介した方法でモートン病が改善するケースがかなり多いですが、それでも思うような結果が得られない場合は、間違ったやり方をしてしまっているか、今回の内容がちゃんと理解できておらず足を動かすことに対する恐怖心が取り除けていないか、そもそもモートン病による痛みではないか、のどれかしかありません。
そういう時は、体の専門家ではないあなたが一人だけで何とかしようと思ってもうまくいきません。
自分一人だけで何とかしようと思わずに、なかなか思うように経過が良くならないのであれば最寄りの治療院に相談するか、できることなら当院までご相談して下さい。
追伸…
大阪府箕面市にある「整体院リプレ」では、あなたと同じようにモートン病による足裏の痛みやしびれで、
・出かけるのが好きなのに今は出かけることを控えている…
・せっかく高いインソールを買ったのに全然良くならない…
・このまま歩けなくなったら家族に迷惑をかけてしまう…
・仕事を辞めないといけなくなったら生活が…
といった、深いお悩みをお持ちの方が多く来院されています。
ですが、当院での施術や指導に取り組んでいただいて皆さん痛める以前以上に元気になって充実した毎日を送っておられます。
もし、今回の記事を読んで、
「ここなら良くなるかも…」
と、ほんの少しでも思っていただけたのなら、これをきっかけに当院でモートン病による足裏の痛みやしびれを治してしまいませんか?
「もう一人で悩まないで下さい!」
是非あなたのお話を聴かせて下さい。
▼当院のモートン病治療の詳細はこちらをご覧下さい▼
https://k-reple.com/symptom_menu/%e3%83%a2%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%b3%e7%97%85
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