「マラソンをしていると膝が痛いけど、一旦中止して体力を落としたくないから、できたら走るのは続けながら治療をしていきたい」
「ストレス発散の為にやっているのに、やめてしまうとストレスが溜まるからやめたくない」
というあなたへ。
今回は、マラソンを続けながら膝の痛みを改善していく方法をお伝えしたいと思います。
この記事の目次
マラソンしながら膝の痛みを治療する方法なんてあるの?
マラソンなどで、長距離を走っている時に膝が痛くなる原因は、走っている時に膝の曲げ伸ばしをしている太ももの、特に前側と後ろ側の筋肉の疲労による緊張であることがほとんどです。
疲労を起こしている筋肉をほぐすこともしなくてはいけませんが、以下のストレッチや運動で走り方の癖を修正することで、走りながら膝の痛みを改善することができます。
マラソンで膝の痛みを治療する方法①:内ももの筋肉をストレッチで伸ばして動かしやすくする
内ももの筋肉をストレッチで伸ばすことにより全身のバランスが安定しますから、膝にかかる負担も少なくなってマラソン中も痛みが出なくなります。
走るという運動だけでなく、普段の生活動作でも内ももが上手く使えない人が多く、内ももが動かずに硬くなっていると膝を痛めやすくなりますので、この部分のストレッチは普段からしておくことで膝を痛めない強い体を作ることができます。
マラソンで膝の痛みを治療する方法②:かかと上げ運動でふくらはぎを活性化させる
内ももの筋肉に加えて、ふくらはぎもかかと上げ運動などで活性化させることでさらに膝にかかる負担を減らすことができます。
ふくらはぎは強い力は出せませんが、持久力があり疲労しにくい筋肉ですので、マラソンなどの長距離を走るスポーツでは疲労を起こしやすい太ももの筋肉よりふくらはぎの筋肉をメインで使えるようになっておくと膝を痛めるリスクは大幅に減ります。
膝の痛みの原因をわかっていればマラソンをやめなくて治療することは可能!
マラソンを続けながら膝の痛みを治療していく方法をまとめると、
1、直接痛みに関わっている太ももの前側と後ろ側の筋肉の疲労を整体などの施術で取り除く
2、内ももとふくらはぎの筋肉を動かしやすくするストレッチや運動をして本来使うべき筋肉を使えるように準備する
3、2のストレッチと運動を日常的に行って筋肉を活性化させてマラソンしながら走り方の癖を修正していく
日常的に内ももとふくらはぎの筋肉にアプローチしていると自然に筋肉の使い方が変わっていき走り方も徐々に膝に負担がかからない走り方に変わっていきます。
それでもマラソンで膝の痛みが出る時は専門家による治療を!
足の使い方が変われば多くの方は膝の痛みが出なくなりますが、ご自分ではなかなかうまく走り方を修正できなかったり、運動やストレッチがうまくできていなかったりすると思っていた効果が出ないこともあります。
その時は、最寄りの医療機関や治療院、もしくは当院で、膝の痛みの原因となっている筋肉やより細かい走り方のフォームの修正をご指導して、膝の痛みが出ないような体づくりをお手伝いさせていただきます。
マラソンで痛めた膝はマラソンでしか治せないので、膝の状態にもよりますが、できるかぎりマラソンは続けながら治療していく方針で勧めるつもりです。
よりしっかりと膝の痛みを根本改善していきたいと思われているならば是非当院までご相談下さい。