「膝をきたえるように指導されたが、どうやってきたえたらいいのかわからない」
「病院でもらった冊子に書いてある膝のトレーニングをしたら余計痛みが強くなった」
というようなお悩みをお持ちのあなた。
闇雲にトレーニングをしても効果がないですし、かえって膝の痛みを悪化させてしまうこともありますので、今回は無理な負担がかからずかつ効果的な方法をご紹介します。
膝の痛み解消の為の筋トレはこの2つだけで十分!
膝の痛みを解消するのに必要なのは、膝周りの筋肉の硬さを取り除くことです。たとえ膝が変形していたり、軟骨がすり減っていたとしても膝周りの筋肉が柔らかくなっていれば動かす時の痛みは軽減します。
筋肉の柔軟性をつける方法として以下の2つが最も膝の負担が少なくかつ効果的ですので是非試してみて下さい。
膝の腱(けん)のトレーニング
膝のトレーニングとして最もよく行われる、
「椅子に座って膝を曲げ伸ばしするトレーニング」というものがあります。
実はこのトレーニングは太ももに対する筋トレ方法であって膝自体にはあまり効いていないのです。
膝を強くするのであれば、もっと膝関節に近い部分で動かさなくてはいけません。動画を参考に膝の腱(けん)と呼ばれる筋肉と関節の付着部分のトレーニングを行って下さい。
膝を伸ばすスクワット
一般的な、
「立った状態から背すじを伸ばしながら膝がつま先から出ないように曲げていくスクワット」というものがあります。
動画でも解説しているように、この一般的なスクワットは膝関節を不安定にさせるので膝の筋トレとしてはお勧めできません。
逆に、膝を曲げた状態から伸ばしていくというスクワット方法をすると膝関節が安定してやればやるほど強くなっていきます。
正しい筋トレ方法でスムーズに膝の痛みを解消しましょう!
膝を強くするトレーニング方法は世の中にたくさんあります。しかし、ほとんどの方法は膝周りの筋肉を余計固めてしまったり、関節を不安定にさせるものばかりです。
確かに場合によってはそれらの方法も有効になることもありますが、膝を痛めている人の多くは膝を動かしている時に痛みを感じるはずです。
動かす時に筋肉が柔らかくなっていれば、動きがスムーズになって痛みが解消できるので、筋肉を柔らかくするためのトレーニングをメインで行う方が効果が高いです。
まずはこんかいお伝えしたトレーニング方法を実践していただき、一日にどれくらい行えばいいのか?いつまで続ければいいのか?などの疑問が出てきたらすぐに当院までご相談下さいね。